イケポンの潮音の風日記





PART 6
社長の基地

s−1
それは水仙の花が群生する、
人里はなれた山の中にありました。

保田と鴨川を結ぶ長狭街道を少し入ったところ。
千葉県安房郡鋸南町の佐久間ダム。
この一角にある青い水道橋の下に広がる岸辺でした。
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左は竹をよけて、3人が降りてきたところ。
右はワーゲンのバンを止めた場所です。

「社長! まだですか? まだですか?」
と、広海の声が聞えてくるようです。
s−3
早朝、ひとりでボートで揺られて
マサジィはなにを考えていたんだろう・・

まさじィは何も 教えなかった
まさじィから 学んで育った
s−4
これがキャンプをした水辺です。
静かに波打つ音だけが聞えます
海岸より一足早い、秋の足音です。
s−5
この青い橋を夢見ていた
どこかにある社長の基地
大崩の山里は水仙の村
そこからの一望で、青い橋を見たとき
体が感動でふるえた
とうとう見つけたよ!
s−6
海都 「社長がかっこいいのはさ、
自分で好きなこと見つけて
それにこだわって生きているからさ。
俺にとっての会社も、あんたにとっての水泳も
そうじゃなかったんだよな。」




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