イケポンの潮音の風日記

Part12『館山の夏祭り』


夜店の海ほうづき
アセチレンのにおい
人々のざわめき
遠く海鳴りが聞こえる
少年の心がはじける
今年も 祭りがやってきた



東京に行ってる人も、出張してる人も祭りには帰ってきて楽しむ。
同じものを着ると、それまでの時間が飛んでしまう。
山車の中には、大人の1,5倍くらいの人形が入っている。
町内ごとに奉られた神話の中の神々だ。
引き回しが終わると見られる。
最近は太鼓のたたき手は女性が多くなった。
俺らの頃と比べて、きれいな子が多くなった気がする。
山車を引くのは学生さんたちが多い。
写っているのはほとんど女性です。
町内ごとに決まっているユニフォームがかっちょいい!
夜、神社から帰ってくるときはスピードにのって走ってきます。
「あらい」地区のお兄ちゃんたちです。
海が近い地区なので、気性も荒い。
先頭の堤燈もちは、結構うれしいらしい。
那古地区の山車は、つくりがすごい。
まるで戦車のようだ。これを引き回す人たちもどこか自慢げだ。
神社に山車が集結した。祭りはクライマックスだ。
引き回しの間に聞こえる木遣りの歌にあわせて女学生たちの黄色い合いの手が響く。




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