イケポンの潮音の風日記

Part16『社長の夢』





社長は走り始めた。
たとえどんな結果になろうと。
若者に伝えなければならない事を胸に。
広海と海都には追いつけない。
しかし、必死に走る社長の中で
海のきびしさと戯れる少年の心が
よみがえってきたにちがいない。
トレーニングの途中、牧水亭から蓑田さんとコウゾウくんが出てきましたね。
この二人もトレーニングに加わりました。
館山側から見た布良のトンネル。
横一列で走っていましたね。
以前は薄暗いトンネルでした。
布良側から館山方面をみたトンネル。
スーパーなどができて様子が変わりましたが昔は、この方向にはフラワーライン有料道路の料金所しかみえなかったんですよ。
台風の近ずいた潮音海岸でサーフィンをしていたサーファーが大きな波に運ばれて漁港の中に避難してきました。
命知らずのサーファーです。
社長のボードが流れ着いた浜辺。
この先が急に深くなっていて沖へと運ばれてしまう。
「社長!」と呼んではいなかったけど、そんな図です。
しかしこの女性は足が長いですね。
社長の墓に使われた十字架があるDH前。
季節の変わるひと時です。
潮音海岸にも秋がやってきています。
広海が感じた夏の終わりはどんなだったのでしょうか。
海都のこころは少しだけ早く、秋を感じていたのかもしれません。
待っている人がいるから・・・




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