イケポンの潮音の風日記

Part19『く・じ・ら』



1997年10月26日(日)、BBのスペシャルのロケも最終日となりました。
9月の本編ロケ打ち上げから1ヶ月、突然のDHの復活と昨日のクリスマスロケのDH電飾ナイト。
夢のような二日間がすぎてゆく。
台風の影響か、潮音の浜にはくじらが打ち上げられていた。






クリスマスロケから一晩明けた日曜日
どこから聞きつけたのか、たくさんの人がロケ見学に集まりました。
そんな中、広海と海都の登場で「おかえり!」の声が飛んだ。
夕べはクリスマスツリーだった木は新年の装いです。
比較的に暖かい日曜日で家族連れで来てる人が多い。
潮音の浜にくじらが打ち上げられている。
台風の影響か高波が数日続いていた。
潮音海岸は急に深くなっていて潮の流れも速く遊泳禁止です。
勢いのある波がくじらを運ぶ。
そばで見るとやっぱり大きい。
もう、くじらは死んでいるようだ。
「なんで、くじらがここにいるの?」
「『ビーチボーイズ』を見に来たのよ」
私が関係者だったら、ロケの中で打ち上げられたクジラをつかったかもしれない。
広海だったら、家族とはぐれて息絶えて打ち上げられたクジラを見てなんて言うだろう。
丘の上から見ると、海の大きさを実感する。
ゴールのある人工的なプールと異なる危険をも甘受する海の怖さがひしひしと。
打ち上げられたクジラを調査に来た鴨川シーワールドの職員さんたち二人です。
「このクジラは体長9m57cmのマッコウクジラの子供だよ」と教えてくれた。
千葉県の南端の南西を望む布良(めら)の浜
ここがドラマ中の潮音海岸だ。
沖には黒潮暖流が流れている。




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